レコードストア探訪、今回はBrooklynに行くと必ずと言っていいほど立ち寄ることが多い、Rough Trade NYC(ラフトレード)についてご紹介します。
Rough Trade NYC, 64 N 9th St, Brooklyn, NY 11249
Rough Tradeとは
Rough TradeはThe Smithsなどを輩出したUKを代表するレコードレーベルで、レコード販売部門が独立した結果生まれたのがRough Trade Shopです。
音楽不況の煽りを受けレコードストアの閉店も目にする機会が多くなっていた2013年の秋に、Rough TradeはNYCで最もHotなスポットのひとつであるウィリアムズバーグにオープンしました。
このウィリアムズバーグと呼ばれる地域はかつてあまり治安が良くなかったエリアのようですが、近年ではお洒落な飲食店や販売店が増加し観光客も安心して足を踏み入れることのできるエリアとなっています。
こんなムーブメントの中心のような地域に大型のレコードストアを設けたRough Tradeの決断に感謝します。
いざRough Tradeへ
さて、Rough Tradeに到着すると、この有名なロゴがまず目に入ります。
外から少々様子が分かりづらいですが、扉を開けて中に入りましょう。
店内に入ると、まずは最新のリリース作品やスタッフおすすめの作品たちが出迎えてくれます。
ラインナップされているのはCDだけではなく、レコードやカセットも。
(余談ですがRadioheadのOK Computer OKNOTOK限定Blue Colorレコードをこの後しっかりお持ち帰りしました。後日機会があればレビューしたいと思います)
【追記】
RadioheadのOK Computer OKNOTOKのレビューは↓からどうぞ。
お店の中への第一歩を踏み出せたのであれば、あとはひたすら気になる作品を掘り当てていきましょう。
↓の写真をご覧頂いても分かる通り、店内はなかなかの広さですので、じっくり見て回っているとあっという間に時間が過ぎ去っていることも。
Rough Trade一押しの作品は試聴も可能です。
アメリカにはなかなかこういった試聴機を置いているお店が無いので、非常にありがたいです。
カセットもインディーズからメジャーどころまで品揃え豊富。
Rough Tradeで販売されているのは基本的に新品レコードですが、一部中古レコードも取り扱っています。
レコードだけじゃないのがRough Tradeの強み
真剣に音楽を探していると集中力が切れてきて一息つきたくなりますよね。そんなときは店内のカフェで少し一息ついて、次の作品を掘り当てるためのエネルギーを補充しましょう。
もし体を動かして気分転換をしたいならお店の2階にはピンポン台がありますので、友人たちと真剣勝負で盛り上がれます。
Rough Tradeには音源作品の他にも、音楽関連を中心に書籍も販売されていますので、好きなミュージシャンの伝記等を購入されてもいいかもしれませんね。
ここまででいかに音楽好きのツボを押さえたお店かということをご理解いただいたかと思いますが、大切なことをひとつ伝え忘れていました。
実はこのRough Tradeは建物内にライブスペースも設けられており、頻繁にライブが開催されています。
私も何度もRough Tradeでライブを見てきましたが、有名なライブハウスに引けを取らない音響設備と照明となっており非常におすすめです。
音楽好きならば一度は足を運んで欲しいお店
いかがだったでしょうか。NYC最大級のレコードストアRough Tradeをご紹介しましたが、NYへ旅行でお越しの方や、NYにお住みで新たな音楽との出会いを求めている方はぜひ足を運んでみてください。
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