2017年の8月時点で、アルバムレビューをできるほど聞き込んではいないものの、これからドップりとハマリそうな作品たちをご紹介します。
今回取り上げるのは以下の5作品です。
・Planet Enigma by Saba Lou
・I Don’t Like Being Honest by The Aces
・Sleep Well Beast by The National
・Wonderful Wonderful by The Killers
・Sam Coffey and the Iron Lungs by Sam Coffey and the Iron Lungs
Planet Enigma by Saba Lou
ドイツのティーンエイジャーSaba Louが今年リリースしたデビューアルバムPlanet Enigmaです。
最小限の音で構成された演奏に彼女の持ち味である素朴な声が乗り、あるときはサイケデリックさを、あるときは甘酸っぱさを演出します。
どことなくElliot Smithと同じ雰囲気を感じるのは私だけでしょうか。
昨日カセットが届いて聞き始めたばかりですが、個人的に2017年アルバムランキング上位に食い込みそうな匂いをプンプンと感じます。
I Don’t Like Being Honest by The Aces
アメリカのユタ州を拠点とする女性4人組バンドThe Acesが2017年にリリースしたEP I Don’t Like Being Honestです。
彼女たちの音はアップテンポで非常にポップなのですが、バンド編成ということもあり甘くなりすぎない絶妙な音を聞かせてくれます。
夏ということもあってか、これくらいスカッとした音もたまに聞きたくなってしまうんですよね。
Sleep Well Beast by The National
The Nationalが今年9月に発売予定の新作Sleep Well BeastからCarin At The Liquor Storeを新たに公開してくれましたが、相変わらず新作への期待を高めてくれるいい曲です。
ピアノとボーカルでドラマチックに曲が幕を開け、次第に楽器隊が合流する…と書くとよくある曲の展開のようですが、
The Nationalは曲の構成を本当によく練っています。この曲の繊細さは聞いていて本当に心地いい。
以前このブログでもThe NationalのニューアルバムSleep Well Beastへの期待を書きましたが、今回新たに公開されたCarin At The Liquor Storeでその期待がますます大きくなりました。
Wonderful Wonderful by The Killers
The Killersが新作Wonderful Wonderfulを引っさげて9月に帰ってきます。
リードシングルのThe Manを聞くと、The Killersらしいキラーチューンに仕上がっています。
The KillersやKings Of Leonは自分たちに求められているものをしっかり理解した上で、それをきちんと形にできるからすごいですよね。
今回のアルバムもThe Killersらしい素晴らしい仕上がりになっていることを期待しています
Sam Coffey and the Iron Lungs by Sam Coffey and the Iron Lungs
カナダのトロントを拠点にするバンドSam Coffey and the Iron Lungsが2017年にリリースしたセルフタイトルアルバムSam Coffey and the Iron Lungsです。
パンク・パワーポップを得意とするバンドですが、その音は破天荒な若者のそれとは違い、円熟した大人の色気もはらんでいます。
今回は7月に発売された音源を中心にご紹介しましたが、2017年は今後も気になる新作がどんどん発表される予定ですので、気に入った作品があれば随時こちらのブログでご紹介したいと思います。
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