今回はドイツのシンガーソングライターSaba LouのPlanet Enigma
アルバム概要
アーティスト：Saba Lou
アルバム名：Planet Enigma
リリース：7/14/2017
トラックリスト：
Lost and Found
Waiting for the Bus
Our Fate
18 Years
Marzipan Revenge
Until the End
Embrace the Su
Nature Boy
Planet Enigma
Velvet Knight
まだティーンエイジャーの歌姫
Saba Louの音楽と出会ったのはBurger Recordsのホームページでカセットを物色していた時でした。
なんとなくジャケットのデザインに惹かれ試聴音源を聞いたときにビビっと来ましたね。ギターとボーカルというシンプルな曲構成のおかげか、良質なメロディと歌声が際立っていたんです。
今年の7月の末に本作をゲットしてからというもの、事あるごとにこのカセットを引っ張り出して聞いていました。
ギターとボーカルというシンプルな楽曲だと、耳に過度に強い印象を与えない代わりに何度も聞けるのかなと感じています。
このSaba Louは2000年にドイツで生まれ、6歳の頃にはレコーディングを経験していたようです。
そして8歳の頃にはGood Habits (and Bad)という楽曲がテレビ番組に起用されています。
そんな彼女の2017年現在の「今」を詰め込んだのが今作Planeg Enigmaです。
17歳そこそこのSaba Louの歌声は、少しノスタルジックで、でもポップさのツボは外さないメロディを歌うので誰にでもおすすめできるものです。
音楽には腰をすえてしっかし耳を傾けるべきもの、頭を振りながらノリノリで楽しむものなど様々なものがりますが、このSaba Louは秋の夜長に月の光を浴びながら目を閉じて聞くのが一番しっくり来ます。
無垢な音楽というのは、堅苦しい考えを後回しにして、とにかく人の心に飛び込んでくるんだなと痛感します。
彼女がこれから成長してどのような作品を届けてくれるのか楽しみですが、少なくともこのピュアな楽曲は今の彼女でしか作り出せないものでしょう。
偶然とはいえ、彼女の音源に出会えて非常にラッキーでした。
日本ではデジタル音源のみの流通のようですが、非常におすすめです
この記事に掲載した動画をご覧頂いて、少しでも気になった方はアルバムをフルで聞いてみてください。
サウンドのクオリティも抜群にいいと呼べるものではないですが、その粗さがどこか懐かしいような、心に染み込むあたたかさを作品にプラスしてくれています。
おそらくこの類の音楽を嫌いな人は少ないと思います。万人受けする音楽でありながら、何度も聞きたくなる中毒性があり、私もこれからまだまだお世話になりそうです。
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