カナダのアート集団Godspeed You! Black Emperorが9月にリリース予定の新作からアルバム1曲目のUndoing a Luciferian Towersを公開しました。
このバンドの楽曲は前衛的すぎて最早アートの域
このGodspeed You! Black Emperorというバンドはジャンルとしてはポストロックに分類されますが、その前衛的で難解な曲、映像を伴ったステージングはもはやアートと呼ぶにふさわしいシロモノになっていると思います。
↓の参加メンバーをご覧頂いても楽器隊だけではなく16mm film projectionsのメンバーも入っています。
Aidan Girt: Drums
David Bryant: Electric guitar, MG-One
Efrim Manuel Menuck: Electric guitar, organ, OP-1
Karl Lemieux: 16mm film projections
Mauro Pezzente: Electric bass
Michael Moya: Electric guitar
Sophie Trudeau: Violins, organ
Thierry Amar: Contrebasse, electric bass
Timothy Herzog: Drums
そんな彼らが2015年のEP以来約2年ぶりに音楽シーンに戻ってきました。
Godspeed You! Black Emperorの楽曲は非常に前衛的で、時には理解することが難しいものもありますが、その音楽たちは常に聞き手に何かを訴えかけてきました。
今回の作品も痛烈に現代社会を批判する作品になっていそうです。
新曲のUndoing a Luciferian Towersを聞いていると相変わらず複雑で美しい音楽に意識を持っていかれますが、バンドからの各曲へのコメントを見ていると痛烈な社会風刺の意図がこの曲には込められているんだなと再度耳を傾けなおしたくなります。
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Undoing a Luciferian Towers
look at that fucking skyline! big lazy money writ in dull marble obelisks! imagine all those buildings much later on, hollowed out and stripped bare of wires and glass, listen- the wind is whistling through all 3,000 of its burning window-holes!
このバンドは曲単位ではなくアルバム全体を通して聞くことで印象が変わってくるので、今はこのUndoing a Luciferian Towersを聞きながらアルバムの全貌が明らかになる日を待ちたいと思います。
アルバム概要
アーティスト：Godspeed You! Black Emperor
アルバム名：Luciferian Towers
リリース：9/22/2017
トラックリスト
Undoing a Luciferian Towers
Bosses Hang, Pt. I
Bosses Hang, Pt. II
Bosses Hang, Pt. III
Fam/Famine
Anthem for No State, Pt. I
Anthem for No State, Pt. II
Anthem for No State, Pt. III
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