2017/10/14に開催されたカセットストアデイ2017に足を運んできましたのでその様子をご紹介します。
過去掲載したカセットストアデイに関する記事はこちらからご覧いただけます。
年に一度のカセットの祭典
ニューヨークはRough Trade NYCをはじめいくつかのレコードストアが協賛しており、それぞれこの日のために新旧様々なカセットを仕入れていたようです。
各レコードストアがかなり熱を入れて準備を進めてきたこのカセットストアデイですが、その中でも特に開催前から気になっていたのは以前このブログでもご紹介したニューヨーク ポキプシーのレコードストアDarkside Recordsです。
開催が迫るにつれてインスタグラムへカセットファンの興味を引く投稿が増えてきました。
↓カセットストアデイに備えて大量のカセットを仕入れた様子。
↓大量のカセットが目を引きます。
↓地元ニューヨークのバンドのインストアライブもカセットストアデイに合わせて行われます。
実際にお店に足を運んでみると、インスタの投稿にあった通り壁にセットされたカセットラックへ大量のカセットがストックされていました。
この日は中古カセットを2本購入すると1本無料というサービスが行われており、思わず大量のカセットを購入してしまいました。
ここDarkside Recordsはメタルやパンクの音源が多いことでも有名ですが、私もメタルを中心にカセットを購入しました。
レコードやCDで持っているメタリカやアイアンメイデン、アンスラックスといったアーティストの音源がカセットで欲しくなったんですよね。
その他のレコードストアでもこの日に合わせ様々なイベントが行われました。
ここInnersleeve RecordsではカセットストアデイにちなんでカセットDJによる演奏が行われました。
この他にもこのイベントに合わせてカセットの割引サービスを行うなど、それぞれが自分たちなりの方法でカセットストアデイを祝っていました。
カセットストアデイは確実にその規模を拡大させています
レコードストアデイに比べるとまだまだ規模は小さいこのカセットストアデイですが、レコードショップやレコードレーベルの取り組みにより少しずつその知名度を高めてきました。
最近では新作をカセットでリリースするアーティストも増えてきており、かつてレコードがそうであったように、カセットそのものが確実にデジタル世代の注目を集めながらファンを増やしています。
数年後には拡大するカセット人気と、このカセットストアデイの需要が見事にマッチして、一気に規模を大きくしてくれるのではないかと期待してしまいます。
しかし、カセットはなぜ手に持つとなんともいえない魅力を感じさせるのでしょうか。音楽好きな方の目にふれる機会が増えれば確実にカセットの人気は伸びるはずです。
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