Stone Temple PilotsのCore25周年デラックス盤が素晴らしすぎる

○○周年盤と銘打って過去の名作のリイシュー盤がよくリリースされますが、Stone Temple PilotsのCoreはその内容の濃さが驚異的でしたのでご紹介します。

アルバム概要

アーティスト:Stone Temple Pilots
アルバム名:Core 25th Anniversary Super Deluxe Edition
リリース:9/29/2017
トラックリスト
Disc One: Original Album Remastered
“Dead & Bloated”
“Sex Type Thing”
“Wicked Garden”
“No Memory”
“Sin”
“Naked Sunday”
“Creep”
“Piece Of Pie”
“Plush”
“Wet My Bed”
“Crackerman”
“Where The River Goes”

Disc Two: Demos And B-sides
“Only Dying” – Demo *
“Wicked Garden” – Demo *
“Naked Sunday” – Demo *
“Where The River Goes” – Demo *
“Dead & Bloated” – Demo *
“Sex Type Thing” – Demo *
“Sin” – Demo *
“Creep” – Demo *
“Plush” – Demo *
“Sex Type Thing” – Swing Type Version
“Plush” – Acoustic Type Version
“Creep” – New Album Version
“Plush” – Acoustic from MTV Headbanger’s Ball (Take 1)

Disc Three: Live 1993
Live At Castaic Lake Natural Amphitheater (July 2, 1993)
“Crackerman” *
“Wicked Garden” *
“No Memory” *
“Sin” *
“Plush” *
“Where The River Goes” *
“Sex Type Thing” *
“Wet My Bed” *
“Naked Sunday” *

Live At The Reading Festival (August 27, 1993)
“Wicked Garden”
“No Memory” *
“Sin”
“Lounge Fly” *
“Dead & Bloated”
“Sex Type Thing”
“Naked Sunday”*

Disc Four: MTV Unplugged (November 17, 1993)
“Crackerman”
“Creep” *
“Andy Warhol”
“Plush” *
“Big Empty” *
“Wicked Garden” *
“Sex Type Thing” *

* 今回初リリースとなる音源




アルバムのリマスター音源とデモ音源

トラックリストはアルバム情報へ記載した通りですが、今回リリースされた25周年盤はここまで音源を放出していいのかと逆に聞きたくなるほどの濃さになっています。

オリジナルアルバムがリマスターされているのはもちろん、ディスク2にはデモ音源を中心にレア音源がぎっしり。

デモ音源というと非常に粗いクオリティを想像してしまいがちですが、Stone Temple Pilotsのデモは正直そのままリリースしてもいいのではないかと思えるくらいのクオリティの高さです。

デモの段階でこれだけの音源に仕上げられていたということに、きっとバンド活動をし音源を録音したことのある方であれば驚きを感じるはず。

レコード会社の担当者がこのデモを受け取って、すぐさまバンドと契約を行った姿が目に浮かびます。

このデラックス盤のもうひとつの魅力は豊富なライブ音源

デモ音源を担当した後にも楽しみは残っています。このデラックス盤のすさまじいところはディスク3以降のライブ音源です。

Live At Castaic Lake Natural Amphitheater (July 2, 1993)とLive At The Reading Festival (August 27, 1993)がディスク3に収められていますが、バンドの脂の乗った時期を見事にパッケージングしてくれたなと聞いていて嬉しくなります。

ボーカルスコットの声の伸びが気持ちいいですし、楽器隊の演奏にもデビュー間もないバンドによくある荒削りな雰囲気は見られず、Scottの歌声を支える安定感を既に感じさせています。

特にReading FestivalのDead & Bloatedはライブだからといってテンポをむやみに上げることなく、この曲の持つ特有の音のうねりとダイナミックさを最大限まで引き出す素晴らしい演奏を聞かせてくれています。

ディスク4ではMTV Unpluggedの音源を聞くことが可能です。YoutubeなどでMTV Unpluggedの映像を見る機会はありましたが、やっと公式音源を手にすることができました。

私はグランジの魅力を味わうにはアコースティックライブがもっていこいだと考えていますが、Stone Temple Pilotsも例外ではありません。

荒々しいエレクトリックギター主体の演奏もいいですが、アコースティックな演奏でじっくりと楽曲に耳を傾けるのもオツなものです。

Spotifyのリンクを貼っておきますので、Coreをかつて聞いたことのある方も、今回が初めての方もそれぞれの音源の持つ魅力をじっくりと味わってみて下さい。




バンドメンバーによる開封映像も

今回の25周年盤のリリースに合わせて、Stone Temple Pilotsのバンドメンバーが開封を行う映像が公開されています。

もちろんScottは他界してしまったためそこにはいませんが、彼がいないせいなのか、残されたバンドメンバーが25年前のアルバムに思いを馳せながら開封を行う姿になんともいえない哀愁を感じてしまいました。

このCoreというアルバムはStone Temple Pilotsを初めて聞く方に非常におすすめできる作品ですし、既にStone Temple Pilotsをお好きな方にとってもこの25周年盤のボーナスディスクは唾涎ものだと思います。

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