以前こちらのブログでKiam Records Shopについてご紹介しましたが、今回はKiam Recordsのレーベルについてご紹介します。
Jennifer O’Connorが主催するレーベル
私が毎週のように足を運ぶKiam Records Shopは、素晴らしい新作・中古レコードを取り揃えているだけではなく、良質な音楽を世の中に送り出すレーベルとしても機能しています。
所属するアーティスト一覧はこちらからご覧いただけますが、今回はいくつか気になったアーティストをピックアップしてご紹介します。
彼女の最新アルバムもKiam Recordsからリリースされていますが、インディーレーベルから出ている作品と侮ってはいけません。
アコースティックギターが主体のやわらかな楽曲たちのクオリティは非常に高く、過去に大手インディーレーベルであるマタドールから作品をリリースしていたことにも頷けます。
ニューヨークの小さな街ナイアックを拠点としてKiam Recordsを展開している彼女ですが、決してマネジメント業にのみ集中するのではなく、音楽家としての時間も大切にしており今後もその活動に期待できます。
Kiam Records Shopに偶然立ち寄ったことがきっかけでレーベルと契約することとなり、レコーディング環境も格段によくなったと話すTRØN & DVDですが、Jennifer O’ConnorをはじめKiam Records所属のアーティストとのコラボレーションも行いながらレコーディングを進めたようです。
ちなみに、このTRØN & DVD、Kiam Records Shopで店員としても働いているようで、何度かその顔を見かけています。
彼女の楽曲はドリーミーで少し儚げな雰囲気を持っており、同じアコースティック主体に晴れ渡るような音楽を聞かせてくれるJennifer O’Connorとは異なる雰囲気を醸し出しています。
日曜日の昼下がりに、庭のハンモックに揺られながら聞きたくなるような、そんな心地よい歌声が魅力です。
カラッとしたロックに少しサイケデリックな歌声が乗るその楽曲群は、60年代や70年代のブリティッシュロックを想起させるものばかり。
Choo Choo la Rougeは3ピースバンドですが、見事なコーラスワークにより音のすき間を埋め楽曲に厚みを出しています。
ローカルアーティストを中心に充実のラインナップ
拠点とするニューヨーク ナイアックのアーティストはもちろん、アメリカ東海岸を中心に幅広いジャンルのアーティストが所属しています。
Kiam Recordsのような小規模レーベルでは大手レーベルのように「このアーティストは化けるか分からないけど…とりあえずレコード出すか!」という気楽な采配はできないでしょう。
だからこそ、レーベル主催者のJennifer O’Connorは質の高い音楽を提供できるアーティストを選りすぐり、地道に知名度の向上に努めてきました。
その結果、私たちは安心してKiam Records印のレコードを楽しむことができています。
これからもKiam Records印のクオリティの高い音楽をどんどん世の中に送り出してくれることを期待します。
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ピンバック: ニューヨーク ナイアックのレコードショップ -The Kiam Records Shop- | Pom's Records