今回のアルバムレビューはFoxygenのHangです。
アルバム概要
アーティスト:Foxygen
アルバム名:Hang
リリース:2017/1/20
トラックリスト:
Follow the Leader
Avalon
Mrs. Adams
America
On Lankershim
Upon a Hill
Trauma
Rise Up
Foxygenとの強烈な出会い
Foxygenとの出会いは今から3ヶ月ほど前のNYのライブハウスでした。
Foxygenがメインアクトではあるものの、前座として出演するSunflower Beanを目当てにチケットを買いました。
とはいえせっかくなのでSpotifyでFoxygenも少し予習しましたが、その時はキャッチーなメロディーと1曲の中で何度も表情を変えるカラフルな構成が印象的で、きっとすごく繊細な演奏をするバンドなんだなと思っていました。
ライブの当日、前座のSunflower Beanが演奏を終え、そのガッチリとまとまった演奏の余韻に浸っていたところその日の主役のFoxygenが登場してきました。
少しは曲を予習していたので軽く楽しめればいいやと思っていましたが、冒頭からボーカルのSamのステージングに目が釘付けになりました。
↑は同時期のツアーで撮影された映像ですが、私がNYで見たライブはもっとSamの動きが大胆で、予測不能な言葉では表現できないものでした。
そう書くとひどく低俗なもののように聞こえますが、実際はまったく逆で、これがカリスマ性というものなんだなとその姿に見とれてします。
このときの私はなぜかQueenのFreddieやDavid Bowieとその姿をダブらせてしまい、もし今彼らがパフォーマンスを見せてくれたら同じような衝撃を与えてくれたんだろうなと一人勝手に納得してしまいました。
ライブ後に手に取ったのが本作
ライブでの強烈な印象が抜けず、思わずその足で本作Hangを購入してしまいました。
本作の2曲目、Avalonはイントロからメルヘンチックな曲調が続くのですが、次第にスピードアップしたかと思いきやいきなりAvalonの大合唱が始まります。
ライブではこの大合唱が非常に印象的でしたが、レコードでじっくり聞いてみると彼らのアレンジ力の高さを感じずにはいられません。
続いてアルバムの1曲目に収録されているFollow the Leaderです。
このPVを見ていてもボーカルSamの予測不能な動きを堪能できますが、そんな映像のカオスっぷりと対象に相変わらず冴えたメロディーセンスで耳は幸せいっぱいです。
この他の曲もキャッチーさと緻密なアレンジで、アルバム全体として聞き手を退屈させない仕上がりになっていますので、ぜひアルバムをチェックしてみてください。
個人的にはCDももちろんいいのですが、CDを聞いて少しでもピンと来た方にはぜひ彼らのライブに足を運んでいただきたいです。
そして生で見る彼らのステージングに度肝を抜かれてください。
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